「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　今週末に、iUG第3回研究会が行われます。（満員御礼）そのディスカッションテーマでも、話題になると思いますが、コミュニケーションツールを導入しよう、みんなで使おう、と言っても、どんなツールがベストか。これは結構考える必要があると思います。

　何を考える必要があるのか、と思うかと言うとですね、「目的」、「参加者」、「利用イメージ」といったところでしょうか。

　iUG事務局でも、いくつかのツールを使い分けています。しかし考えてみると、それなりのITリテラシーがあるから出来るわけで、そうではないメンバーが混じっていると、そういうわけにはいかないなぁ、という気がするんですよね。

　ツールとして考えられるのは、メール（メーリングリストを含む）、ブログ、SNS、wikiといったところでしょうか。その他に、情報蓄積として、ファイルサーバや共有サーバ（Outlookだと共有フォルダ）でしょうかね。

　なのですが、いくら良いツールがあって、使い分けが出来るものであっても、使い方が分からないようでは意味がありません。ここで言う使い方、というのは、マナーも含むのですが。

　メールは、喧嘩するのに最も不適切なツールだな、と考えています。メールで文句を言うと、残るんですよね。この残るというのが、場合によっては良くないわけですよね。文句を言ったほうは、それなりにすっきりしたのでしょうが、言われたほうはたまったものではありません。ムカムカしながら、残っているから読み返すわけです。読み返して、またムカムカするんですよね。

　これって結構キーワードになっているのかも知れません。逆に考えると、残せるわけですが、残り方に注意して分類していくと、ここにはこのツール、といった使い分けが出来ているような気がします。

　僕も理論上は、こうだよね、と思う反面、実用には至っていないところも、かなりあるんですよね。やっぱり、運用が大切なんですよね。（システム運用ではなく、実務面の運用ですね）